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対比の器

対比によって盛り込まれるものを際立たせるための器。

それが『対比の器』です。

このシリーズでは、色彩の対比を活かし、盛り込まれるものがより鮮やかに映るように設計しました。

明暗、彩度、色相といった要素を用いることで、器と料理の間に緊張感が生まれ、視覚的なコントラストが成立します。

さらに、質感の対比も重要な要素です。

枯れた風合いの器に瑞々しい料理を盛ることで、対比が生まれ、料理の新鮮さや器の質感がより鮮明に感じられます。

加えて、質量の対比にも着目しました。

軽やかに見せたい料理には、あえて重厚な器を合わせることで、まるで彫刻台のように料理の浮遊感を際立たせます。

こうした対比によって生まれる緊張と調和。

そのバランスを探りながら、『対比の器』を制作しています。

焼成方法の基本

茶陶・器・その他の作品は

盛り込まれるものが鮮やかに見えることを考慮し

開発した『がま』の手法を用いています。

釉薬や焼成方法の基本は共通していますが

目的に合わせて焼成のプロセスを変え、焼き上がりを調整しています。

明度と質感の対比の効果。

塩茹でした里芋と平鉢

明度と質感の対比の効果。

色相と質感、彩度の量感の対比の効果。

焼き玉ねぎとデザート皿

色相と質感、彩度の量感の対比の効果。

明度と質感、量感の対比の効果。 ​

ローストチキンと10インチ皿

明度と質感、量感の対比の効果。

明度と彩度、質感、量感の対比の効果。

焼き芋とオーバル・パン皿

明度と彩度、質感、量感の対比の効果。

色相と明度、彩度、量感の対比の効果。

焼き魚とオーバル皿

色相と明度、彩度、量感の対比の効果。

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